「Soil for Growth 」逗子・葉山で季節を感じ、ワークショップに参加しながら自分をかたち創る時間
逗子で様々なワークショップを行ってきた「暮らしの学校」による、〝自分の物差しを見つける〟ための宿泊有りのリトリートプラン。
11月は、逗子にある趣ある古民家を拠点とし、逗子の海と山に囲まれた自然に癒され、イギリスの伝統料理「ミンスミート」作りをしながらゆったりと過ごします。(なぜ逗子でイギリスの伝統料理?についてはこちらをご確認ください)
逗子の海と、山と、人に育まれたお料理をしながら、いつもと違う会話を楽しみませんか?
「Soil for Growth 」
成長や発展のための「土壌」作りを意味します。
土を育てるということは、目に見えないものを大切にし、ゆっくりと時間をかけて育むこと。
海と山に囲まれ、おおらかな時間が流れる逗子・葉山で、自分をかたち創るなにかを見つけてもらえれば幸いです。
日 程:11/2日(土)〜3日(日)→ミンスミートに使う紅玉の収穫に合わせて第一週に変更しました。
参加費:29,000JPY-tax in *ワークショップ参加費、2日間の食事代、宿泊費を含みます
宿泊先:神奈川県逗子市桜山2丁目 「桜山ノウチ」
持ち物:エプロン、筆記用具、歩きやすい靴、あれば軍手やガーデニング用手袋
定 員:2〜3名
ワークショップ会場・及び宿泊は、逗子桜山にある古民家の一軒家「桜山ノウチ」。AMIGO HOUSEの大家さんが所有する、閑静な住宅街にある素敵な古民家民泊施設です。
■ 部屋設備
Free Wi-Fi、キッチン、浴槽、シャワー、トイレ、エアコン、掘りごたつ、洗濯機、冷蔵庫、スピーカー、電子レンジ、炊飯器、鍋、フライパン、包丁、まな板、食器類、ホットプレート、土鍋、卓上ガスコンロ
■ アメニティー
バスタオル・フェイスタオル(お一人様一組)、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ハンドソープ、ドライヤー
ワークショップのみ参加希望の方はこちら
リトリートプラン詳細
⚪︎1日目 13時〜
静かな古民家でミンスミート作り
まずはイベントを通して、参加者同士リラックスしておしゃべりを楽しんでもらいます。
地域の人たちと毎年恒例で行っている、イギリスのクリスマスのごちそうミンスパイのフィリング「ミンスミート」。
大量の果物とナッツを大人数でわいわい刻む時間は、どんな人とも仲良くなれる雰囲気になっています。
ワークショップのみをご予約の方は、こちらのページをご確認ください。
古民家で英国式アフタヌーンティー
作業が終わったら、英国式サンドイッチやウェルシュケーキ、スコーンなどでアフタヌーンティー。
なぜ逗子でイギリス文化が引き継がれているのか、エピソードを聞きながら、日本の古民家で英国を感じる異文化融合の時間を楽しんでください。
インスピレーションを沸かせる時間
夕飯までの時間は、受講生によるタロットリーディング体験をしたり、サンセットを見に海までお散歩にでかけてみたり、逗子で過ごすおすすめをご案内しますので、是非お好きな時間を過ごしてください。
みんなで作る夕飯は、まるで「レシピのない料理教室」
材料を見て何を作るか決めるスタイルで、一緒に夕飯作りをします。ということで夕飯のメニューは当日にならないとわかりません。
この日は小嶋も宿泊するので、グラスを傾けてゆっくり語るのも良し。疲れたら翌朝に向けて早寝するも良し。
人と関わりながら自分のペースを守るというのも暮らしの学校で身につけて欲しいことの一つ。つい、その場の空気に合わせてしまいがちな日常で、是非この感覚も体験して欲しいです。
⚪︎2日目
鳥の囀りを聞きながら起床。朝食後チェックアウトして「シェアガーデン松の葉」へ移動します。
雑草の処理をしたり、庭の植物散策、土いじりなど、各々興味あることに向き合う午前。
ハーブに詳しい受講生や精油・香りのスペシャリストから思わぬ知識を授かることも度々の園芸部・庭しごとは、自然のなかで遊ぶ感覚。
気合いを入れる必要はありませんが、動きやすい服装の方が楽だと思います。
「午後」
体を動かした後は、庭で燻製した肉や魚などと地野菜たっぷりのガーデンランチです。
*天候による変更あり
ランチ終了後自由解散となります。
●ミンスパイって?なぜ逗子でミンスパイ?
イギリス伝統のクリスマスのお菓子[ミンスパイ]
あのハリーポッターの大好物としても知られています。
手作りのミンスパイの味は、どんなに高級な瓶詰めミンスミートでもかなわない美味しさ。
パイの中に詰めるミンスミート(ドライフルーツ、ナッツ、林檎など)は約1ヶ月前に仕込み、じっくり寝かせて熟成・発酵させ、クリスマス前にパイに焼き上げて保存します。
なぜ逗子でミンスパイ?イギリス式クリスマス?と思うかもしれませんがそのルーツとなったのは、逗子の映画館CINEMA AMIGOの館長のお母様である長島キャサリンさん。
当時の日本では手に入る材料が限られる中、工夫して故郷のクリスマスを毎年再現し、やがて現在のオリジナルレシピを完成させました。
CINEMA AMIGOの開館当時から長きにわたり、キャサリンさんの指導のもとイギリス式クリスマスクリスマスパーティーを開催したものです。
AMIGO KITCHENは毎年この季節がくると、彼女のクリスマスの準備のお手伝いをしながらレシピを受け継いできたので、今ではミンスミート作りと12月に入ってからのミンスパイ作りは恒例のワークショップとなっています。
公式LINEに登録しておくといち早くお知らせを受け取れます。
暮らしのレシピ公式LINE https://lin.ee/tqM1rNr
レシピ提供 長島キャサリン
(CINEMA AMIGO館長 長島源のお母様)
ロンドン生まれ、ウェールズ育ちのキャサリンさんは、1965年建築家の長島孝一氏と結婚して逗子へ。
まだ外国人の少ない時代に海を渡って嫁ぎ、6人の子供を育てるなかで家事と育児、仕事の両立を図るための工夫をして身につけた暮らしの知恵に加えて、祖国の文化と日本文化との融合は学ぶところが多いです。
クリスマスのミンスパイからおせち料理まで、季節と文化を毎年紡ぎ続けるスーパーウーマン。
「暮らしの学校」とは?
CINEMA AMIGOでのランチ提供に始まり、
逗子海岸映画祭、東京オリンピック2020オランダセーリングチームへの食事提供、ケータリング、料理教室、季節のワークショップなど、
様々な「食」の場と、その周辺で経験を通じて、小嶋あゆみが真摯に見つめ続けてきた素材、生産者、季節、文化、身体、経済。
実体験を起点に、様々なジャンルの講師を招き、学び合う場です。
暮らしは日々の選択の積み重ね。
何を選択するのか、その豊かさを知った上で、自分が意志を持って選ぶ。
あゆみ校長が辿り着いた現在地は、「べき」論に縛られないで自由に考えよう、自分もまわりも苦しくならない選択ができるように多くの選択肢を持とう、そのすべを多角的に伝えたい!というスタンス。
だから暮らしの学校の内容には、絶対的な正解がありません。
人によって違う漠然とした部分。
輪郭の中を明るくして、参加者それぞれが自分にしっくりくる軸を探す。
そのために、授業を聞いて終わりでなく、自分の生活に落とし込む補講や共有の場も予定しています。
自分の物差しをもって日々の暮らしを心豊かに過ごせるようになるための学びの場。
あなたの人生に、是非暮らしの学校を役立ててください。
小嶋あゆみ
映画館CINEMA AMIGOと同時に始まったフードチームAMIGO KITCHEN創立メンバー
CINEMA AMIGOでのランチ提供からはじまり、逗子海岸映画祭、毎年開催の季節のワークショップ、国際会議やスペイン大使館ケータリング、東京オリンピック2020オランダセイリングチームの食事に関わり現在に至る。北海道出身名古屋育ち。現在は逗子・鎌倉と洞爺湖(北海道)間を行き来する2拠点生活中。
https://www.instagram.com/ayumi.kojima/