【季節の香りと食のワークショップ 】2024 春

event / c:hord hayama

’24「紅花で作るリップ&ネイルオイル」

【詳細】

江戸時代、「小町紅」と呼ばれた口紅。紅の赤い色素は紅花から抽出されるわずかな染料から作られるため、とても高級なものでした。
美に積極的な、江戸の女性たちの憧れの小町紅、一般庶民にはなかなか真似が出来なかったそうですが、化粧が流行ったその時代紅屋はとても賑わっていたそうです。

.紅花自体にはそれほど香りがありませんが、恋愛にも美にも積極的で、自由奔放、おおらかで、情熱的だったと言われる江戸の女性たちに想いを寄せ、ワークショップと食を通じて江戸の香りを感じましょう。

日 時:2月25日(日)

    ワークショップ 11時〜13時

    お食事 13時〜15時

場 所:c:hord hayama antiques & book café(コードハヤマ) 

    神奈川県横須賀市秋谷5611

アクセス:JR逗子駅東口2番乗り場発バスで約20分、「長者ヶ崎」バス停より徒歩4分。

参加費:ワークショップ&お食事 13,200 tax in

    お食事のみ 5,500 tax in

定 員:10名前後(食事のみのご予約は4〜5名)

持ち物:エプロン、筆記用具

【お申込】

bookcafe@chord.co.jpまでメールにてお申込みください。

  • お名前
  • ご住所
  • 当日連絡のつく電話番号
  • 車でお越しの場合はその旨
  • お食事のみの方はその旨

上記4項目を本文に明記してお申込みください。折り返しのメールをもって受付完了となります。

注:@chord.co.jpのドメインから届くようメール設定をお願いします

●香りのワークショップ  アロマセラピストMARI
江戸時代から最上紅花の栽培が盛んだった山形の紅花の染料を使って、紅花リップと、紅花オイルで、ネイルオイルを作ります。

紅花リップ…紅花から抽出し特殊な技法の染料を混ぜ合わせ、お肌に馴染んでピンクに染まる、スティック状のリップを作成します。

ネイルオイル…爪の保護に役立つ紅花オイル(サフラワー)をベースに、数種類のアロマからお好みの香りをお選びいただき作成します。

●お料理 AMIGO KITCHEN小嶋あゆみ
江戸時代に想いを馳せて、当時人気の料理本「豆腐百珍」などを参考に、染色だけでなく身体への効果効能も奥深い紅花を加えて江戸の味を再現します。

●お菓子 ÉPICES 飯村悠
お砂糖も紅も貴重だった江戸時代。食べ物に色をつける事は赤色が魔除けの力を持つと信じられていたそう、、
この時代をイメージしたお菓子をご用意いたします。

紅花について

紅花というと山形の紅花油がすぐ浮かぶほど日本のイメージなのですが、実はなんと原産国はエチオピア。

ベニバナ(紅花、学名:Carthamus tinctorius)は、キク科ベニバナ属の一年草または越年草。雅称を末摘花(すえつむはな)ともいう。紅色染料や食用油の原料として栽培される。

原産はアフリカのエチオピアといわれ地中海やエジプトを通り世界へ広まった。紀元前2世紀頃には北方の遊牧民族の匈奴へ伝わり甘粛省付近で栽培されていたが、漢の武帝がこの地を占領した。後漢の時代(2 – 3世紀頃)には中国本土でも栽培がされており、日本には5世紀頃に渡来したといわれている(6世紀伝来説もあり[1])。古くは和名を「くれのあい(呉藍)」といい、中国伝来の染料との意味[1]。「すえつむはな(末摘花)」とも呼ばれる。

Wikipedia

江戸時代にはすでに高級な染料として女性の化粧・紅にも使われていたそうで、乾燥した花びらは、漢方では古くから婦人薬として利用されており、煎じたり、お茶に混ぜて紅花茶として飲まれています

また、天然色素として和菓子、めん類、漬け物などにも使われています。

効能としては、花弁を乾燥させたものは「紅花(コウカ)」と呼ばれ、血行を促進し、鬱血を除く漢方薬として用いられ、婦人病特有の血行障害による生理痛や、産後の腹痛などに効果があるといわれています

※キク科のアレルギーがある人は注意。 出血性疾患のある人、消化性潰瘍のある人、子宮収縮作用があるため妊娠中は使用を避けた方がいいそう。

花言葉は「愛する力」「熱中」「包容力」

貧乏で鼻が赤くて醜いことから光源氏に末摘花(スエツムバナ)と呼ばれたお姫様が、純粋な心で一途に光源氏を想い続けたことで、最終的には愛を得た物語からこの花言葉が名付けられているんだとか。

【季節の香りと食のワークショップ】2023春

【季節の香りと食のワークショップ】2023夏

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