お申込み
日 時: 12/15(日)10時〜17時ごろ(食事は13時半ごろ)
場 所: 神奈川県逗子市新宿1丁目5−14(CINEMA AMIGO隣) AMIGO MARKET
参 加 費: 11,000JPY-tax in (クリスマスランチのみ 5,800JPY-tax in)
持 ち 物: エプロン、筆記用具
ワークショップ詳細
逗子では15年近く毎年恒例のクリスマスの準備・最終章「ミンスパイを焼く会」
今年は、CINEMA AMIGO隣のAMIGO MARKETにて開催します。
イギリスのクリスマスに欠かせない伝統菓子ミンスパイ作りは、CINEMA AMIGO館長の母・長島キャサリンさんより受け継ぎ、AMIGO KITCHEN小嶋がCINEMA AMIGO開館以来続けている季節のワークショップです。
1ヶ月前に仕込んだミンスミートを使い、クリスマス用のミンスパイに焼き上げ1年の締めくくりとなる会。
11月のミンスミート作りに参加していなくても、全員にこの日焼いて持ち帰っていただくパイ1台分の材料としてお配りしますので心配は要りません。
パイを焼いた後はこちらも恒例となった、ローストチキンのクリスマスランチでひと足早いクリスマス&忘年会。
こちらも、キャサリンさんから教わったクリスマスディナーのメニューを再現。準備を手伝いながらクリスマス料理が覚えられます。
ご家族やお友達が食事のタイミングで合流できるように、食事のみの参加も受け付けます。
内容
ミンスパイの生地作りから成型をしてミンスミートを詰めて焼き上げるまで。
家庭で再現できるように質疑応答しながら一緒に作ります。
パイをオーブンに入れたら、クリスマスランチ作り。
全員で手分けしてマッシュポテトを作ったり、クランベリーソースとグレイビーソースの準備や、テーブルセッティングも手伝っていただきます。
実際に作るところを間近に見つつ雑談の中から、失敗した時のリカバリーの方法や手順の意図がよくわかると、このお手伝いタイムが毎年参加の方から大好評。
ここでも「レシピのない料理教室」が始まります。
準備が整ったら、お待ちかねのお食事会。食後のミンスパイとクリスマスプディングも楽しめます。
*ミンスパイ1台持ち帰り
*ワークショップ終了後のクリスマスランチ付き
クリスマスランチについて
当日のメニューは、長島キャサリンさんから教わったオーソドックスなクリスマスディナーを中心に構成しています。
- ローストチキン
- グレイビーソース&クランベリーソース
- マッシュポテト
- ローストポテト
- 野菜のグリル
- いんげん&グリンピースのバター炒め
- イギリス式フィッシュパイ
- ミンスパイ
- クリスマスプディング
ソフトドリンクやワインなどをご用意する予定ですが、お飲み物の持ち込みも大歓迎です。
食事のみのプランをご用意しました
ワークショップに参加する方のご家族や友人が食事のタイミングで合流するもよし、食事だけ参加してクリスマス気分を味わうもよし。ただし、場所の都合で人数に限りがありますのでご了承ください。
お子様同伴について
お子様同伴のワークショップは無料ですが、お食事参加の場合には下記金額にて当日清算とさせて頂きます。
お申込み後に公式LINEよりフルネームとお子さんの人数をお知らせください。
- 未就学児 無料
- 小学生 1,000円
- 中学生 2,000円
*偏食があったりアレルギーのお子様は食べ物を持ち込んで一緒に楽しむのもOKです。ご相談ください。
[キャンセルについて]
*材料手配の都合上、キャンセル料が発生しますのでご了承ください。
3日前まで 50%
2日前まで 70%
1日前から 100%
*返金における手数料はお客様負担とさせていただきます。
*やむを得ない事情で当日キャンセルの場合、後日ミンスパイをお渡しします。
レシピを伝授して下さった長島キャサリンさんは、CINEMA AMIGOの館長・長島源氏のお母様。
50年以上前にイギリスから逗子に嫁ぎ、慣れない日本で、おせち料理などの日本文化を長島家からしっかりと受け継ぎながらも、子育ての中で自国イギリスやウェールズの文化も一緒に継承してきました。
ハリー・ポッターも大好物のミンスパイ
ミンスパイは、日本ではまだまだ馴染みが薄いかもしれません。キャサリンさんによると、クリスマスシーズンにたくさん焼いて缶に保存し新年までおやつとして楽しむ、昔の日本の年末年始の切り餅のようなものだそう。
ハリー・ポッターの原作中でも、毎年クリスマスにはロンのお母さんが、ハリーのためにミンスパイを沢山焼いてクリスマスプレゼントと一緒に送る様子が描かれています。
派手さはないけれど、ほんのりと甘いスパイス香るこのパイは、一度体験すると癖になる美味しさ。
イギリスに美味いものなし、なんて昔聞かされた事があるけれど、キャサリンさんのレシピのイギリス伝統の味は、どれもとても滋味深く美味しくてみんな大好きです。
イギリスのクリスマス
キャサリンさんから教わったイギリスの伝統的クリスマスに欠かせないものとして、ミンスパイのほかに、クリスマスプディング、クリスマスケーキ(日本のそれとは違いしっかり焼き上げマジパンで包んだ日持ちのするケーキ)などがあります。
シネマアミーゴの開館以来、 AMIGO KITCHENがクリスマスのために作り続けてきたのはミンスパイ。
10月末〜11月初旬にミンスミート(ミンスパイのフィリング)を作り、12月に熟成したミンスミートを詰めてミンスパイを焼きます。
そして12月のミンスパイを焼く会では、パイを焼き上げた後に、キャサリンさんから聞いたイギリスの伝統的なクリスマスディナーを再現した贅沢ランチで忘年会が定例となって続いています。
2023年よりクリスマスプディング作りも加わって、夏が終わる頃にはそろそろクリスマスの準備シリーズ到来!と、暑さも残る中気忙しくなるのです。
キャサリンさんとアミーゴキッチン
キャサリンさんはAMIGO KITCHENに沢山のレシピや文化を伝授してくださいました。
庭の夏蜜柑を使ったマーマレードやキノットはもちろん、ミンスパイや、クリスマスのローストチキンとクランベリーソース、美味しいグレイビーソースの作り方etc…
10年以上続いている「AMIGO KITCHEN季節のワークショップ」のほとんどは、キャサリンさんから教わったものです。
他にも、オニオンチーズパイ、キャサリンさんご夫妻が出会ったギリシャの料理である焼き茄子のディップやスパナコピタ、レモングラスの香りのポテトスープなど。
通称”あゆみメシ”をご存知の方にはお馴染みの料理が、今もメニューの幅を広げてくれています。
*レシピ提供 長島キャサリン
(CINEMA AMIGO館長 長島源のお母様)
ロンドン生まれ、ウェールズ育ちのキャサリンさんは、1965年建築家の長島孝一氏と結婚して逗子へ。
まだ外国人の少ない時代に海を渡って嫁ぎ、6人の子供を育てるなかで家事と育児、仕事の両立を図るための工夫をして身につけた暮らしの知恵に加えて、祖国の文化と日本文化との融合は学ぶところが多いです。
クリスマスのミンスパイからおせち料理まで、季節と文化を毎年紡ぎ続けるスーパーウーマン。
[ 暮らしの学校 ]とは?
CINEMA AMIGOでのランチ提供に始まり、
逗子海岸映画祭、東京オリンピック2020オランダセーリングチームへの食事提供、ケータリング、料理教室、季節のワークショップなど、様々な「食」の場と、その周辺で経験を通じて、小嶋あゆみが真摯に見つめ続けてきた素材、生産者、季節、文化、身体、経済。
実体験を起点に、様々なジャンルの講師を招き、学び合う場です。
暮らしは日々の選択の積み重ね。
何を選択するのか、その豊かさを知った上で、自分が意志を持って選ぶ。
あゆみ校長が辿り着いた現在地は、「べき」論に縛られないで自由に考えよう、自分もまわりも苦しくならない選択ができるように多くの選択肢を持とう、そのすべを多角的に伝えたい!というスタンス。
だから暮らしの学校の内容には、絶対的な正解がありません。
人によって違う漠然とした部分。
輪郭の中を明るくして、参加者それぞれが自分にしっくりくる軸を探す。
そのために、授業を聞いて終わりでなく、自分の生活に落とし込む補講や共有の場も予定しています。
自分のものさしをもって日々の暮らしを心豊かに過ごせるようになるための学びの場。
あなたの人生に、是非暮らしの学校を役立ててください。
[ 小嶋あゆみ ]
映画館CINEMA AMIGOと同時に始まったフードチームAMIGO KITCHEN創立メンバー
CINEMA AMIGOでのランチ提供からはじまり、逗子海岸映画祭、毎年開催の季節のワークショップ、国際会議やスペイン大使館ケータリング、東京オリンピック2020オランダセイリングチームの食事に関わり現在に至る。北海道出身名古屋育ち。現在は北海道の洞爺湖と鎌倉の2拠点生活中。
https://www.instagram.com/ayumi.kojima/